源氏再興の火の手はここからあがった
治承4年(1180)8月17日の夜、源頼朝は以仁王(もちひとおう)の令旨を受け、目代平兼隆(もくだい たいらかねたか)の屋敷を襲いました。折しも三島大社の例祭の日であり、館の郎党は祭りに出かけて守りが手薄なときでした。一行は真夜中に出発して牛鍬大 路(うしくわおおじ)を通り、多田の堤信遠を切り倒した後、天満坂を経て山木館へと向かいました。激戦の末、兼隆の首を討ち取ったのは加藤影廉でした。館 に火を付けて、北条屋敷で激戦を待ち焦がれている頼朝への知らせとし、これが源氏再興ののろしとなりました。
屋敷跡からは、天満坂、堤信遠屋敷、牛鍬大路方面を見渡すことができます。
屋敷跡からは、天満坂、堤信遠屋敷、牛鍬大路方面を見渡すことができます。
施設名:山木判官平兼隆館跡(やまきはんがん たいらのかねたか やかたあと) 住 所:伊豆の国市山木822-1付近 T E L :055-949-2905 F A X : E-mail: H P : |
アクセス・パーキング
駐車場:なし
※「山木判官平兼隆館跡」は住宅地にあります。近隣住民の迷惑にならないよう、静かに見学をお願いします。
※近くにある「江川邸」と合わせて見学するのがおすすめです。江川邸には駐車場があります。
料金
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営業時間
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定休日
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インフォメーション&フォト