願成就院

奥州攻め戦勝祈願の寺 運慶作の国宝仏5体を安置
1189(文治5)年、源頼朝の奥州攻めの成功を祈って、北条時政が建立した寺院。次第に北条氏の氏寺的性格を強く持つようになり、二代執権北条義時や三代執権北条泰時によって堂塔が整備され、浄土様式の壮大な寺院となっていきました。戦火にあって堂宇は失われたましたが、発掘調査で大御堂・南新御堂・南塔・池畔などの跡が明らかになっています。境内は国指定史跡に指定されています。

寺には1186(文治2)年、運慶が30代の時に造った阿弥陀如来坐像・ 毘沙門天立像・不動明王像および矜羯羅童子像・制吒迦童子像とその胎内銘札や(すべて国宝)、北条政子の7回忌に造られた政子地蔵、本堂の阿弥陀如来像(ともに県指定文化財)など多くの寺宝が伝えられています。境内には北条時政の墓・足利茶々丸の墓・茶々丸首洗いの池などがあります。

 
国宝五仏は運慶の東国での造像を示す先駆的なものであり、胎内に納入されていた銘札から制作年と製作者(運慶)が明らかになったという点で大変貴重です。
作風は勇壮かつ繊細で、阿弥陀如来坐像の写実的な衣文と重厚感のある体躯、毘沙門天立像の凛々しい表情とバランスの取れた姿勢、不動明王立像の豪壮な顔立ち、矜羯羅童子像・制吒迦童子像の静と動の対比など、運慶の優れた才能を感じ取ることができます。
ぜひ実際に訪れて拝観することをおすすめします。
 
※運慶作の5体の仏像が、平成25年2月に国宝に指定されました。
国の文化審議会は、伊豆の国市寺家 (じけ)の願成就院(がんじょうじゅいん)に安置されている運慶作諸仏(木造阿弥陀如来坐像・木造不動明王像・童子立像(2体)・木造毘沙門天立像 計5体)を、平成25年2月27日(水)に開催された同審議会文化財分科会の審議・議決を経て、文部科学大臣に対して、国宝・重要文化財等の指定について 答申を行いました。
結果、願成就院にある運慶作諸仏は国宝に指定され、『彫刻』部門では中部地方初の国宝指定となりました。

アクセス・パーキング

伊豆箱根鉄道韮山駅または伊豆長岡駅下車、徒歩15分。
国道136号線沿い、エスポット韮山店さん向かいの細い道を入った先にあります。
願成就院の門前に駐車場があり、最大でバス3台・普通車約20台が駐車できます。


料金

・入館料
 大人 500円  (20名以上の団体料金400円)
 中高生300円(20名以上の団体料金150円)
 小学生150円(20名以上の団体料金100円)


営業時間

10:00~16:00(最終受付15:30)


定休日
・毎週火曜・水曜日 
(但し、正月三箇日、火・水曜日が祝日の場合は開館します。)
・8月15日(お施餓鬼法会のため)
・7月30日~8月3日(5日間)(当地盂蘭盆のため)
・年末12月26日~31日(6日間)(迎春準備のため)
※法要等寺院の行事により入館できない場合があります、詳しくはお問い合わせ下さい 。


インフォメーション&フォト


国宝仏5体が安置されているお堂。

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※仏像の画像は無断転載禁止です。

右から毘沙門天立像、制吒迦童子立像、不動明王立像、矜羯羅童子立像、阿弥陀如来坐像。

お堂の裏にある展示室には像内に納入されていた五輪塔形銘札が展示されており、「巧師勾當運慶」という墨書が見られます。

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境内にはたくさんの石像があります。

見る・遊ぶ

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